院内保育士へ転職時の志望動機

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院内保育士へ転職時の志望動機

保育士の資格を持っているだけで働くことができる院内保育園は、保育士の中でも人気となりつつある職場の一つです。普通の保育園で働いている保育士が、院内保育園で働きたいために転職をする方もいるほどですが、院内保育士になりたいという方は、どのような志望動機を持っているのでしょうか。

院内保育園は、一般の保育園と違って小規模な施設が多くあります。それは、院内保育園という施設の特徴にあります。病院内にある院内保育園は、その病院で働く職員の方専用の施設となっており、関係のない方が利用することはできないのです。ですから、一般の保育園に比べて施設の規模が小さく、預かる子供も少ないのです。そうした状況から、院内保育園では普通の保育園に比べて子供一人一人と時間をかけて向き合うことが可能です。大きな保育園では、もちろん保育士もたくさんいますが、それでもたくさんの子供に気を配らなくてはならなくなりますので、どうしても仕事が事務的になってしまったり、雑になってしまうことが多いです。しかし、院内保育園であればそういったこともなく、きちんと子供に向き合って接することができます。このように、子供との向き合い方に関する点が、一般の保育園から院内保育園への転職動機となることは多いです。

他には、院内保育園の存在意義を志望動機とする方もいます。院内保育園は、保育園全体の中でも数少ない施設です。保育園そのものも少なくて、待機児童が問題となっていますが、さらに院内保育園は少ないので、需要は非常に高いです。院内保育園があると、妊娠や出産による産休や育休で一度職場を離れた看護師さんたちが、気軽に子供を保育園に預けて仕事に復帰することができます。看護師さんも人手不足が叫ばれている職業の一つなので、こうした院内保育園の存在は非常に大きいと言えます。つまり、院内保育園で働くということは、間接的に人の命を守る職業である看護師をサポートしているということにもなります。看護師さんは、過酷な労働環境の中頑張っているお仕事で、夜勤があったりもします。そんな親を持つ子供は時には寂しい思いをすることもあるものですが、そんな看護師を母親に持つ子供を少しでも笑顔にしてあげられる仕事、それが院内保育士なんです。

もし、院内保育士への転職をする際には、子供が好きであるということを志望動機にするのは間違いではありません。しかし、なぜ普通の保育園ではなく院内保育園なのかということをしっかりと志望動機に含めることで、採用担当者にも熱意が伝わるのではないでしょうか。

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